成果主義から何が得られるのか考えよう

仕事をしていればどうしても結果にのみ目がいってしまいますが、重要なのは結果ではありません。その結果に至るまでの過程で「こうすればよかった」といった学びを得ることができたかどうかです。その学びは次の成功につなげるための成果となり得るわけですが、その成果の総体こそが自身の仕事を構築しているのです。成果を積み重ねることで仕事スタイルも確立することができるわけですが、さらに希少性の高いオリジナルな存在になりたいのであれば、どんな成果が得られるのかを意識しながら日々仕事をするといいでしょう。 続きを読む

近年、成果主義を取り入れる会社が増えてきましたが、成果主義は自分の行った仕事の成果がそのまま個人の評価対象となるため、年功序列制度で仕事の内容と見合わない報酬に不満を抱いていた人にとっては魅力的な職場でしょう。また、成果主義の会社では、収入やキャリアのアップのためにも仕事を頑張ろうとモチベーションを上げて取り組む社員が多くなります。さらに、自己を鍛えてスキルアップしようと図る社員も増えるため会社全体が活気づき、業績アップにもつながります。 続きを読む

メリットが多いように感じる成果主義ですが、実はデメリットも少なくありません。仕事の成果がそのまま評価へとつながるため、成果の奪い合い、つまり手柄争いは避けることができません。また、手柄争いをしているようなチームだと個人プレーに走ってしまいがちなためチームワークも乱れやすくなり、会社の雰囲気も悪くなってしまいます。さらに、成果が目に見える形で表れないような部署の場合、きちんと公平な評価が下されているのかも気になるところです。 続きを読む